2015年6月2日火曜日

ソニックガーデンにジョインして1年が経ちました

早いもので、ソニックガーデンのメンバーとなって1年が経ちました。

一言で言うと、「あれ?もう1年?」という感じで、あっという間に時間が流れて行きました。

慣れた、慣れてない、というよりも、ずっと以前からこのチームで仕事していたように思えます。そういう意味ではこの1年はとても濃い時間の過ごし方だったのでしょう。

この1年を簡単に振り返ってみたいと思います。




納品のない受託開発

思っていた以上にスキルとスピードが要求される。
そして、その場の判断、また素早い方向転換など。
私は、このビジネスに思いが強かったので、考え方ややり方などには違和感はなく、まさに「このスタイル」と言えるので、やっていてとても充実感とやりがいを感じる。

まだ熟練者に及ばないと思うのは、その場の設計力。ある意味脳内でコードをイメージできる力だと思っている。
多くの課題やテーマは調べればなんとか実現できる。
しかし、そのコストや意味などを考えると「作らない」「別の在り方」などいくつものアプローチや策が存在する。
それらを短い時間、その場で考えて提案なりしていく力が必要だ。
センスもあるだろうが、経験と場数で裏打ちされる部分が多いと思う。
私のように単に業界経験が長いだけでなく、この「納品のない受託開発」の経験、学習がモノを言うと思う。そういう意味で、まだまだ修行中である。

この1年で見つけた技術スキルや、業務スキルもある。でも、それは成長という意味とは違って、より熟練度が増していくようなイメージで捉えている。職人として。


顧問プログラマとして

これは、意識やふるまい方のほうが大きいと思う。
どうしても、顧客の欲しい物、やってほしいこと、などを一生懸命実現しようとしがちである。これは、納品型で、受注型での経験が長ければ長いほどそういう傾向にあると思う。

しかし、顧問プログラマは違う。
お客様と同じく、そのビジネス、経営目線で一緒に考える必要がある。
その上で、なにをすべきか、何をしないのか、作るのか、作らないのか。
そもそも、狙いは?、その先にあるものか?

禅問答のようになることもあるが、常にそういうことである。
開発しないという選択肢もある。

無駄なく、必要なものを必要なタイミングで実現してビジネスに寄与する。
相談相手でもあり、仲間でもある。


リモート勤務という変革

ソニックガーデンはリモート勤務が当たり前である。
前提であり、それを推進している。
そのための環境やツール、仕事のやり方なども自分たちで工夫して実現している。

【良いと思える点】
通勤がなく、体力的に楽。通勤時間を別のことに使える。一日が長くなった気がする。
効率が良いと感じる。
懸念していた仕事上のコミュニケーションだが、これは慣れる。問題ない。
ミーティングはもとより、セミナーやワークショップ、呑み会までリモートでできる。
当然、顧客ともリモート前提である。

【悪い、または難しいと思える点】
自宅で仕事専用スペースがないので、家族に気を遣う。
カメラや音声を使うので、その写りや音にも気を遣う必要ある。
まず、家族自体がリモート勤務というモノに慣れる・理解する必要がある。
(一般的に、お父さんが家にいると休みという感覚があるw)
ただあまり理屈で説明しても難しいので、結果や時間が必要であると思う。
リモート勤務は、仕事する側からのアプローチが目立つが、別の角度も大事だと思った。

仕事にメリハリがつけにくい。
食事の時間が極端に短かったり、夕食後もなんとなく仕事したり、気が付くと長い時間仕事していたになりがち。疲れるわけではないのだが、なんかもったいない。他にも時間使えるはず。

人恋しくなる。(オフィスで気軽な雑談や業務後の呑みなどが恋しくなる)

悪い点?のほうがネタが多くなってしまったが、主にとりまく環境面だと思う。
これは大きな変化なので、これまで常識的だった部分との相違や習慣が異なるのだから仕方ない。

リモート勤務は、色んな意味での転換が必要だと思う。仕事や生活も様々なパターンがあるので、その人や環境に応じて利用するのが良いと思う。

私は、まだフルタイムのリモート勤務は想像できない。
(が、そういう環境になったら、やっていると思う)
今しばらくは、通勤&リモートのハイブリッドでバランスよくやっていこうと思っている。


素晴らしき仲間たち

ソニックガーデンのメンバーはみな若手である。ちなみに私が最年長である。
彼らは技術的にも人間的にも、とても素晴らしい。様々な個性と得意技術を備え、謙虚で前向き愉快な、驚くべきチームだ。
皆、私の師匠であり、先輩でもあり、同僚でもあり、後輩でもあると感じる。
そんな仲間と巡りあえたのは素晴らしい財産であると本当に思う。

その仲間に、仲間として思ってもらえるように、私自身も精進してがんばらないといけない。
さすがに、スピードや調査力など、敵わないし、フットワークも同じではない。
しかし、それらを素直に受け入れて、変に背伸びや知ったかぶりしないなど、マジメに付き合うしか無いと思っている。


素敵なお客様

社会的な意義をもつビジネス、取り組みをされているお客様がほとんど。
その取りくみ、ビジョンには感動すら覚える。
みなさん、社会を変えたい、良くしたいという情熱にあふれている。

なので、お客様に共感できないと、一緒にやっていくのは難しいと思う。
本当に「一緒にやりたい!」と思えるかどうか?
もちろん、お客様からも信頼していただかないとダメであるが。

社会の役に立ちたい、良いことをしたい、誰かの役に立ちたい。

私はそんな思いでプログラマーをやっているのだと思う。
性格的な部分もあると思うが、自分で何かを切り開いたり、立ちあげたりということよりも、何かの支援や下支えが性に合っているとだろう。

そして仕事を通じて、多くの方と知り合える機会もあり、その広がりもまた楽しい。
漠然とだが、世の中を良くしたいと常に思う。


これから

職人としての熟練度はまだまだである。
それは、師匠や仲間から学び、お客様と向き合い、自分自身で考え、実践し成長していくしかない。
近道はなく、常に考えて、前に進んでいくしかないと思っている。
エンジニアは生涯学習だとつくづく思う。私も今年で50になるが、ある部分で衰えを感じる。これは仕方ない、受け入れるしかない、しかし、その反対に50にならないとわからないこともあるはずだ。(それが何かは、具体的には私にはまだわからないが…)

大げさな言い方かもしれないが、私が60になって、顧問プログラマをやっていたら、それはひとつのモデルケース(良い見本、悪い見本両方w)になるのではないか。
そんなことを考えるとこの先の10年はとても楽しみである。

実は1年ほどやってみて、「ジワジワとシンドかった」という実感があるのも事実である。
同じIT業界での転職ではあるが、業態はまったく違うのある。
習慣や考え方、やり方なども違うのである。イメージだけでなく、それを実践するのである。
それだけでも疲れる要素はある。

そして、常に頭のなかでは考えたり、心配していたりしていた。
足りないスキルや時間を、どうやって補おうと、悩み心配していたと思う。
今になって思えば、この「心配」がいけないと思う。
心配があるなら、取り除くか、忘れるしかない。そうしないと頭と心が疲れてしまう。

ONとOFFを小刻みに切り替えながらやってきたのが、この1年だったとしたら、
次は、ONとOFFをもう少し多く分けてみようと思う。
どちらかというと、OFFにする時間を意識することだ。

昨年はあまり大好きな山に行けなかった。
しかし、最近少しづつ機会を増やしていったら、調子が良いのである。
しっかり疲れて、また翌週働く!
こういうサイクルが自分の生活リズムとあっているように思えてきた。
(いままであまり意識したことなかったが)

ということで、
しっかり遊んで、しっかり仕事して、両方しっかりやるのが大きな充実感となるはずだ。
業態は違えど、今までそうやって生きてきたなと人生振り返って思う。

その心がけで、また1年しっかりやっていきたいと思う。

今年は、納品のない受託開発を一緒にするメンバーが増えてくる。
先達として、そして私自身も仲間と思われるよう、一層努力していかなくてはならない。

そして、この仕事を続けられることに感謝したい。
家族の理解がなければ、新しい一歩を踏み出すことはできなかったのだから。


ありがとうございます。 

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